飯田園とは

茨城県猿島郡境町にて江戸時代より、初夏の肥料やり、除草作業、春・秋の茶摘みと毎年自然と共に7代に渡り受け継ぎ、生産者の顔が見える丹誠込めたお茶作りを続けております。

さしま茶

「さしま茶」=元祖グリーンティーとしての歴史。
1382年代頃からはじまったとされる栽培当初は「日乾法」といわれる技術で行われていた為に他の地域にくらべ品質が劣り、1824年より宇治に製法を学び品質改善を行い、江戸の街で人気のお茶に成長しました。現在も、茶業の改善・発展の試みは続き近年では「さしま茶手揉み保存会」を発足。機械ではない伝統の茶揉み技術伝承にも力をいれています。
1853年ペリーが黒船で来航したのをきっかけに、開国通商に強く反対する声が多かった中、地元の豪農中山元成により約5年をかけて長崎や伊豆下田のハリス、横浜などへの交渉に根気強く出向き、1859年(安政6)に、アメリカ壱番館のポール商会の貿易主任と筆談で交渉を実現、日米修好通商条約締結を全国に先駆けて結んだことから、海外へ日本で初めて輸出された日本茶“元祖グリーンティー”としても有名です。

七代目 飯田耕平

地元茨城の高校を卒業後、静岡県島田市(旧金谷町)にある国立研究機関農研機構の野菜茶業研究所で2年間学び、研修中に日本茶インストラクターと手揉みの教師補の資格を取得。卒業後は、静岡に残り茶問屋や製茶機械メーカーなどで修行した後、稼業を継ぐ。
全国手もみ製茶技術競技大会において平成23年・27年に2度の最優秀賞を受賞。
主な資格・受賞歴
平成17年 日本茶インストラクター取得
平成22年 全国手もみ茶振興会認定 手もみ茶教師取得
平成22年 全国手もみ茶品評会 3等賞受賞
平成22年 全国茶審査技術協議会 初段位認定
平成22年 エコファーマー認定
平成23年 全国手もみ製茶技術競技大会 最優秀賞受賞
平成27年 全国手もみ製茶技術競技大会 最優秀賞受賞
飯田耕平
手揉み茶
飯田耕平の手により長時間丹誠込めて揉まれた茶葉は、細長い松葉のような形をしています。
お湯を注ぐことにより茶葉は「一芯ニ葉」に摘まれた当時の若葉の形へ時間を戻し、
急須の中で再び芽吹きます。色は透き通った金色。
甘みと旨味の余韻をお楽しみください。
【原発事故の影響と現状】
2011年の原発事故の影響で茨城県のお茶は出荷制限を受けました。飯田園では、それを受けて茶葉をすべてを刈り落とし、枝だけにする作業(中切り)を行い放射性物質低減につとめました。茶葉をすべて刈り落としたおかげで、さしま茶は2011年10月の秋冬番茶で出荷制限を解除することができました。以後、一番茶・二番茶・秋冬番茶・春番茶の各茶期に県のモニタリング検査を受けています。2013年度の調査以降、放射性セシウムは検出されておりません。